「有名大学に入ること」「大企業に就職すること」だけがゴールになっていませんか?


先の見えない時代だからこそ キャリアを時代に合わせて“進化”させる力が必須

子育て中主婦がつくった「みえハピ!ペーパー」

初めまして。この度、新しく創刊した「みえハピ!ペーパー」初代編集長ヨシミです。

私は二人の子を育てる40代の母でもあります。

この「みえハピ!ペーパー」は私以外にも30~40代の子育て中主婦であるデザイナーさんやカメラマンさん、イラストレーターさんがたくさん参加して完成しました。

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私たち年代の多くは、日本の高度経済成長を支えた団塊世代の両親から「良い大学に入れば、大企業に入れば人生は安泰」と教えられて育ってきました。

だからこそ学生時代はバブルに踊る大人達を横目に見ながら、いつか「楽になれる」と淡い期待を抱いて激しい受験戦争を戦ってきたのです。

しかし、そのバブル景気は大学進学とともにあっけなく消えてしまいました。

待っていたのは「超就職氷河期」。

私が就職活動したその年の大卒求人倍率は「1.08倍」。氷河期の中でも2番目に低い、どん底でした。何通も、何通もエントリーはがきを出すものの、1社も返事は来ず。通算で100社以上に送ったと思いますが、まったくの門前払いでした。

それまで「偏差値の高い大学に行くことが、いい就職」、つまり「人生のゴール」だと両親の価値観を信じてきってきた私。「自分のやりたいことは何か?」「何をして社会の役に立つのか?」というビジョンを全く描いてこなかった私は、いきなり時代の転換期に翻弄されることとなってしまったのです。結局、大学卒業後「たまたま内定をもらって」就職した会社はわずか3年弱で辞めることに。

しかし、その会社で出会ったある出版社に転職し、ようやく私は自分の「やりたかったこと」「社会に貢献できること」に出会うことができました。ここで「自分の指針」を決められたからこそ、結婚、出産した今も会社や形を変えながら、一貫したビジョンをもってキャリアアップできている実感があります。

ますます先が見えない時代へ

これからの時代は「AIの登場」、「少子高齢化」、「グローバル競争の激化」など混迷の度合いがますます強まることでしょう。そのような先の見えない時代だからこそ、「有名大学に入ること」「大企業に就職すること」だけがゴールになってしまうような生き方は危険です。

私が失敗したように、「大学進学してから」「就職してから」が本当のスタートなのです。そして、ただやみくもに“自分探し”をつづけるのではなく、「自分なりの指針(コンパス)」をきちんと定めてキャリアを考えつづけること、キャリアを時代に合わせてつねに“進化”させることが求められています。

今回、「みえハピ!ペーパー」で取材した12名の皆さんは、いずれも自分なりのコンパスをしっかり持って、それを叶える企業で(あるいはフリーランスとして)頑張っている方ばかりです。

これから社会にでる若い方、学生さん、保護者の皆さまが、時代が変わってもぶれることのないコンパスを持ち続けてほしいと願って、表紙裏にコンパスを模したイラストを描かせていただきました。これを読んで、皆さまの中にあるコンパスの向く方角が、少しでも見えてきたならこの上ない喜びです。

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