「新しい国へ行くってワクワクする!“面白い”ことって大事。」山川裕未さん:ミナミ産業株式会社

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ミナミ産業株式会社
株式会社萬来トレーディングコンサルタント 公式サイト
ミナミ産業株式会社公式サイト

三重県四日市市にある豆腐製造機械メーカー「ミナミ産業株式会社」は、
1951年に創業して以来、大豆加工食品の無限の可能性を追求し、常に革新的な取り組みを続けられています。

3人の子育てがひと段落してからミナミ産業株式会社へ入社し、今は営業部長として国内外を飛び回りご活躍されている山川裕未さんに、お話をお聞きしました。

 

やってみやんと分からん!

山川さんは、高校卒業後に入社した会社を3年勤め、結婚して退職。
出産後は、子育てをしながら、お母様の仕事である保険外交員のサポートをしていました。その後アパレルの販売員として、勤務。しかし販売員としての10年後の自分が想像できなかった。と振り返ります。
その後に入社した会社を退職してから、職業訓練校で3か月間パソコン操作の基礎を学びました。一緒に学んだ30代前後の若い生徒さんたちから、大変刺激を受けたといいます。

「彼女たちに良い職場をとられてしまう」という危機感から、一足早く卒業前に就職活動をしました。
面接の時に山川さんが感じたミナミ産業株式会社の社長の印象は、“オープンでフラット”。面接の次の日には、これまで自分がやってきた経歴をまとめて再度会社を訪問されたそうです。
そんな行動力が気に入られて、採用されたとのこと。「私、入社当時社長に、『従業員が倍になると面白いですよね』と言ったの。それが今実際にそうなっているのよ。」と言って笑います。入社してすぐに長いスパンで先を見据えられていた山川さん。

「入社当時、直属の上司は社長で、社長について回っていました。社長が不在の時には、自分で豆腐を作る実験を繰り返していました。」
大豆にはいろいろな種類があり、豆腐作りに向いているものもあれば、そうでないものもあるそうです。凝固剤の種類も多く、0.1gの配合で味が大きく変わってくるのだそう。

ミナミ産業株式会社「特にグルコノデルタラクトンは酸なので入れ過ぎると“おえーっ”となったりしながら特徴を覚えたの」いろいろな配合をご自身で試し、実験。その実験が、後々の仕事に活きてくるのです。

ちょうど山川さんが入社した時は、世界中どこでも豆腐ができる“萬来鍋”が大ヒットしていました。
国内販路の多角化をめざし、レストラン関係の事業部を作りたいという思いに向けて会社は動いていました。また海外戦略を始めていた頃でもありました。


1年経ち営業職へ。新入社員の2人に業務を教えることで、自分のやっていることがよく見えてきたそうです。「人に教えるということは、自分の吸収になるのよね。」と教えることは学ぶことなのだと感じられたそうです。

 

悔しい思いをすることって大切。

『営業職へ転向してからは、これまで副社長が行なってきた国内外の展示会の準備も担当。山川さんが入念に展示会の準備をし、その海外展示会を成功させて帰国してきたスタッフから海外での話を聞いていると、「いつになったら私も海外へ行けるんだろう。このままでいいのかな。と思ってましたね。入社して2・3年は悶々と悔しい思いをしていました。この悔しい思いをしたということって、実は大切なのよ。」

ミナミ産業株式会社2007年のニューヨークで展示会デビュー。その時に「社長の言ってたことが理解できたの。腑に落ちるとはことのことだなって。めっちゃ面白いやん!海外で認められるってすごいこと。」

食品業界は女性営業マンが少ない中、この展示会をきっかけに世界にも日本でも女性のネットワークができていったと言います。
「『次はドイツのアヌーガの展示会にも出ませんか?ヨーロッパも狙いましょう!』と社長に提案したの。」ニューヨークの展示会を初めて経験し、次にヨーロッパ戦略を考えられたという山川さん。その後国内・国外の展示会に次々と精力的に出展していきます。


海外の展示会へ行くと現地(日本人・外国人)の営業マンと同行営業も行なっています。
「新しい国に行ったら“絶対契約取ってくる”“契約取らずに帰れるか”という気合いで行っていますね。」

ミナミ産業株式会社「『萬来豆乳を使いたいんだけど、うまく豆腐ができない。』という声には、『にがりはどうですか?蒸し上げる温度はどうですか?』など状況を分析しながらアドバイスしています。その時にアドバイスできるのは、“おえーっ”となりながら試作していたことの賜物。使ってくれる人が増えていくことが楽しいですね。」と現場の声には自分の経験を活かし、対応されています。

 

「どうしても海外へ行きたい!」

お子さんがまだ小さかった頃に、初めての海外旅行を計画されたそうです。
お子さんを家族にお願いしての出発だったので、
「旅行の1か月前くらいから、海外旅行を成功させるためには何言われてもニコニコ過ごしてましたね。目的が出来るとつまらない事が気にならなくなる。人生って俯瞰して見ると小さいことを気にしているヒマはない!」と山川さんは笑っておっしゃいます。
その時の海外旅行は、山川さんの視野を広げて、海外へ目を向けるきっかけになったと山川さんは振り返ります。

 

子どもの基礎的な体力を作るのは親の責任

山川さんはお子さん3人を育てられました。2人目のお子様のご出産の際、出血が止まらずに山川さんのご家族は大変心配されたそうです。その体調不良をきっかけに、「栄養学」を学びました。この時に学んだ栄養学が、今の仕事にも役立っているそう。「痛い目に会わんと分からんのよ。」と山川さんはおっしゃいます。「食に関することって奥深い。どれが本物なのかって難しい。母親として違いが分かっていることって大事。」

山川さんは、「母は、保険の外交の仕事を継いで欲しかった。営業は経験したことがないから無理。とその頃は思っていたけれど、今は営業職。自分でイチから新規開拓することが楽しいから、きっとそういう営業がしたかったのね。」と振り返ります。

現在、国内外の営業に加え、海外取引の見積、そして砂咬むような地味な輸出書類作成も行なわれている山川さん。
「輸出業務」は、先輩が居ない中、社長の「これ読んで~簡単やで~」の一言と共に渡された1200円の輸出ノウハウ本を読んで、お一人で勉強し、縦と横のネットワークを活用して身に着けられたそうです。
山川さんは、縦横(他社)&官庁系とのコミュニケーションを大事にされています。

ミナミ産業株式会社「今年はハードで、6月はサンフランシスコ。7月はベトナム。9月にはニューヨーク、帰国して2週間でパリ・ミラノ。ミラノでは大風邪引いちゃったけどね。」とさらりと話す山川さん。

インタビューの最後には、山川さんから「みなさんの10年後が楽しみですね。私は10年後の自分を想像するんです。その姿が明確になった時が楽しい。」というお言葉を頂きました。そのお言葉は、力強い応援メッセージとして胸に響きました。

by  みえハピ!ライター ともこ

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